高山市議会 > 2006-03-24 >
03月24日-05号

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  1. 高山市議会 2006-03-24
    03月24日-05号


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    平成18年  3月 定例会(第2回)平成18年第2回高山市議会定例会会議録(第5号)========================◯議事日程 平成18年3月24日(金曜日)午前9時30分開議第1 会議録署名議員の指名第2 議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例について第3 議第58号 高山市国民保護協議会条例について第4 議第59号 高山市各種委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について第5 議第60号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第6 議第61号 高山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について第7 議第62号 高山市特別会計条例の一部を改正する条例について第8 議第74号 高山市火災予防条例の一部を改正する条例について第9 議第76号 辺地に係る総合整備計画の策定について第10 議第77号 辺地に係る総合整備計画の策定について         (以上総務企画委員会報告)第11 議第65号 高山市障がい程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例について第12 議第66号 高山市福祉医療費助成金条例の一部を改正する条例について第13 議第 103号 高山市介護保険条例の一部を改正する条例について         (以上福祉環境委員会報告)第14 議第69号 高山市中小企業設備近代化資金等貸付条例の一部を改正する条例について第15 議第78号 市営土地改良事業の計画変更について         (以上文教経済委員会報告)第16 議第64号 高山市手数料条例の一部を改正する条例について第17 議第70号 高山市地区公園条例の一部を改正する条例について第18 議第72号 高山市都市計画法施行条例について第19 議第73号 高山市下水道条例及び高山市下水道使用料条例の一部を改正する条例について第20 議第75号 高山市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について第21 議第79号 市道路線の廃止について第22 議第80号 市道路線の認定について第23 議第81号 市道路線の変更について         (以上基盤整備委員会報告)第24 議第63号 指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例について第25 議第 104号 指定管理者の指定について議26 議第 105号 指定管理者の指定について第27 議第 106号 指定管理者の指定について第28 議第 107号 指定管理者の指定について第29 議第 108号 指定管理者の指定について第30 議第 109号 指定管理者の指定について第31 議第 110号 指定管理者の指定について第32 議第 111号 指定管理者の指定について第33 議第 112号 指定管理者の指定について第34 請願第1号 高山市水道事業簡易水道事業指定管理者制度導入について白紙撤回を求める請願書         (以上指定管理者制度に関する特別委員会報告)第35 議第88号 平成18年度高山市一般会計予算第36 議第89号 平成18年度高山市国民健康保険事業特別会計予算第37 議第90号 平成18年度高山市老人保健医療事業特別会計予算第38 議第91号 平成18年度高山市下水道事業特別会計予算第39 議第92号 平成18年度高山市地方卸売市場事業特別会計予算第40 議第93号 平成18年度高山市学校給食費特別会計予算第41 議第94号 平成18年度高山市簡易水道事業特別会計予算第42 議第95号 平成18年度高山市農業集落排水事業特別会計予算第43 議第96号 平成18年度高山市介護保険事業特別会計予算第44 議第97号 平成18年度高山市観光施設事業特別会計予算第45 議第98号 平成18年度高山市スキー場事業特別会計予算第46 議第99号 平成18年度高山市水道事業会計予算         (以上予算特別委員会報告)第47 議第 100号 人権擁護委員候補者の推薦について第48 議第 101号 人権擁護委員候補者の推薦について第49 議第 102号 人権擁護委員候補者の推薦について第50 発議第4号 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正について第51 発議第5号 高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について第52 陳情第4号 安心・安全でおいしい水道水を求める要望書第53 陳情第5号 「道路特定財源制度の堅持に関する意見書」の議決について  ================◯本日の会議に付した事件 1 日程第1 会議録署名議員の指名 1 日程第2 議第57号から   日程第10 議第77号まで    総務企画委員会報告 1 日程第11 議第65号から   日程第13 議第103号まで    福祉環境委員会報告 1 日程第14 議第69号及び   日程第15 議第78号    文教経済委員会報告 1 日程第16 議第64号から   日程第23 議第81号まで    基盤整備委員会報告 1 日程第24 議第63号から   日程第34 請願第1号まで    指定管理者制度に関する特別委員会報告 1 日程第35 議第88号から   日程第46 議第99号まで    予算特別委員会報告 1 日程第47 議第100号 1 日程第48 議第101号 1 日程第49 議第102号 1 日程第50 発議第4号 1 日程第51 発議第5号 1 日程第52 陳情第4号及び   日程第53 陳情第5号  ================◯出席議員(34名)   1番        車戸明良君   2番        佐竹 稔君   3番        増田繁一君   4番        岩野照和君   5番        松葉晴彦君   6番        木本新一君   7番        北村征男君   8番        野村末男君   9番        小谷伸一君  10番        溝端甚一郎君  11番        桑原紘幸君  12番        石原孫宏君  13番        水門義昭君  14番        村瀬祐治君  16番        橋本正彦君  17番        針山順一朗君  18番        藤江久子君  19番        中田清介君  20番        谷澤政司君  21番        上嶋希代子君  22番        松本紀史君  23番        今井武男君  24番        小林正隆君  25番        小井戸真人君  26番        伊嶌明博君  27番        島田政吾君  29番        杉本健三君  30番        大木 稔君  31番        蒲 建一君  32番        住 吉人君  33番        大坪 章君  34番        下山清治君  35番        山腰武彦君  36番        長田安雄君  ================◯欠席議員(2名)  15番        村中和代君  28番        牛丸尋幸君  ================◯説明のため出席した者の職氏名  市長         土野 守君  助役         梶井正美君  収入役        高原喜勇君  地域振興担当理事   京極慶哉君  企画管理部長     國島芳明君  財務部長       荒井信一君  市民環境部長     田屋英明君  福祉保健部長     長瀬力造君  農政部長       八反 彰君  商工観光部長     大洞幸雄君  基盤整備部長     古田正勝君  水道部長       中谷伸一君  教育長        森瀬一幸君  教育委員会事務局長  打保秀一君  教育委員会事務局参事 中村健史君  消防長        花井 博君  消防署長       谷脇則夫君  ================◯事務局出席職員氏名  事務局長       山下祥次君  次長         東元進一君  書記         川原幸彦君  書記         石原直樹君  ―――――――◯――――――――     午前9時30分開議 ○議長(大木稔君) これより本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大木稔君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により議長において、北村征男議員杉本健三議員を指名いたします。  ================ △日程第2 議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例についてから  日程第10 議第77号 辺地に係る総合整備計画の策定についてまで ○議長(大木稔君) 日程第2 議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例についてから日程第10 議第77号 辺地に係る総合整備計画の策定についてまでの9件を一括議題といたします。 総務企画委員長の報告を求めます。 蒲総務企画委員長。   〔31番蒲建一君登壇〕 ◆31番(蒲建一君) おはようございます。ただいま議題となりました条例案件7件、事件案件2件について、去る3月13日本会議において本委員会付託となり、15日総務企画委員会を開催し、審査をいたしました。その経過と結果について御報告をいたします。 議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例について、この条例は、国民保護法の制定に伴い住民保護のために必要な措置を講ずる高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部に関し必要な事項を定めるため制定しようとするもので、委員からは、要援護者をこの中にどのように組み入れていくのか。福祉保健部との連携等、今後どのようにされていくのか。高齢化が進み要介護者がふえているとき、行政職員のみでは対応できないのではないかと思うが、実働部隊との関連も含めどのように考えておられるかとの質疑に対し、住民の個人情報を守り提供していくことについて国においても中央防災会議の方で検討し、4月になったら通知が来るので、それに合わせていきたい。部の設置については、県においても避難対策部ボランティア部県民相談部といった部を想定されているようであり、関係機関や職員の情報交換や対応を考えていくことになっている。所管の部署と連絡をとり対応をし、本部ができることにあわせ再度練り直していきたい。また、条例の対象は武力攻撃や大規模テロということであり、前面となるのは国であり、国が対応されるので、それにあわせて市がどのような対応をとっていくのか、国の指導を受け対策を考えていくこととなる。また、人手の問題は職員のみでは避難誘導等ができない部分もある。国の指導を受け、民間の協力をどのように得ていくのか、今後十分詰めてまいりたいとの答弁がありました。 3条で「本部の会議を招集する」となっているが、国なりが本部を開けという指示があり開くのか、市が必要に応じ開くという形なのか、今後の運用はとの質疑に対し、国の指示によるものであり、本部の設置は国が県に通知し、県の方により本部設置のような情報が入ってきた場合に設置する。災害対策本部のようなものであり、日常的にはないといった答弁があり、3条の2項でいう「国の職員や市の職員以外の者」とはどのような者が考えられ、第6条の「必要な事項」はどんなことを定めようと考えているのかとの質疑に対し、具体的な指示は受けていないが、想定されるものとして自衛隊であったり関係する県の機関、国道事務所等が考えられる。本部会議の執行に当たっては、会議規則のようなものを定めなければならないと思うとの答弁がありました。 武力攻撃事態等予測事態基本的人権でも必要最小限とした場合、その判断というものは示されているのかとの質疑に対し、説明会は開かれているが、そこのところまでについては言及されていないので承知しておりませんとの答弁がありました。 以上のような質疑の結果、議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第58号 高山市国民保護協議会条例について、この条例は国民保護法の制定に伴い、住民保護のために必要な措置に関し広く住民の意見を求め、本施策を総合的に推進するために必要な高山市国民保護協議会の組織及び運用に関し、必要な事項を定めるために制定しようとするもの。 委員から、国民保護計画スケジュール計画作成の期限は年度末と言われるが、策定期限は明記されていないと聞いている。何か他に指示があるのかとの質疑に対し、細かいスケジュールは県から特に指示はないが、年度末までには決定しなければならない。その前段として協議会に諮り市として決定するものであり、市民の皆さんの意見を聞き、議会に報告をしたり公表することになっている。県からは18年度中には作成するよう通知をいただいている。手元に法律抄本を持っているが、その中には明言したものは出ていないとの答弁がありました。 広く住民の意見を求めるとあるが、市民の声をどのように集めていくのかとの質疑に対し、協議会委員25人以内で法律によりそれぞれの期間等が定められており、それらの方々のほかに知識を有する者による委員の選定がされ、鋭意皆さんの意見を聞き、会長が意思決定をするシステムになる。たたき台の段階であるが、行政機関の想定として国土交通省の関係、飛騨森林管理署関係気象台関係、警察関係、建設事務所地域保健所等、該当するのでは。それ以外に関連業務を行う公共機関で病院関係、通信関係、交通関係、電気やガスといった皆様方を含め25人以内と想定したいとの答弁がありました。 保護計画の中に入れられる具体的な内容はどのようになっているのかとの質疑に対し、国・県の参考資料を中心に、市の国民保護計画は国・県のものとどのような位置づけにあるか、総論的な内容のもの、備えや予防、組織、体制で関係機関とどのような連携をとるか、情報収集や提供の体制、避難、救援物資・資材の備蓄等、また啓発活動はどうするのか、武力攻撃事態の対処として連絡体制や発動措置の必要なことは何か対策本部を設置したときの関係機関の連携、住民への警報伝達や避難誘導、また救援や安否の確認、被害状況の把握、生活安定対策または復旧と、高山市として計画を練っていくことになるかと考えているとの答弁がありました。 指定された公共的団体でも国民の保護のための計画もつくることになるのか。また、そういうものとの整合性や意見交換をし、同時につくられるということになるのかとの質疑に対し、国民保護法の法律の内容には指定行政機関国民保護に関する計画作成もすることとされている。それぞれの機関である程度のものはつくられるようであり、原案を作成した段階で県と協議し、調整や整合性の関係を検討することとなるものではないかと思うとの答弁がありました。 国民保護法の中で「水の安定的供給、国民生活の安定に関する措置」とあり、市民の安全、水の安全に対してはどのように考えておられるかとの質疑に対し、水そのものについて市は責任を持ってやらなければならない。国民保護計画も災害の前の対策本部も、水も含め全般的に対応しやらなければならないと考えているので御理解をいただきたいとの答弁がありました。 以上のような質疑の結果、議第58号 高山市国民保護協議会条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第59号 高山市各種委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、この条例は、報酬等を支給すべき委員の追加等を行うため高山市各種委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正しようとするものであり、委員からは、国民保護協議会委員はまだ決まっていないが、女性が入るのは無理かと思うが、障がい程度区分認定審査会と誰にもやさしいまちづくり推進会議委員の男女比率はどのようになっているのかとの質疑に対し、障がい程度区分認定審査会委員については、医師と各障がい者の支援センター等の関係者の中から選任の予定であり、医師2名とそのほか4人の方が女性ということで合議体に参加され、まちづくり推進会議の委員は、14人の委員の中4人の女性に委員をお願いしているとの答弁があり、以上のような質疑の結果、議第59号 高山市各種委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第60号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、この条例は、国家公務員の給与改定に準じて給与等の改定を行うため高山市職員の給与に関する条例の一部を改正しようとするもので、委員からは、第7条の勤務成績に応じて昇給が行われる。今までの2段階であった評価基準が5段階となる。評価様式や項目といった内容について、まただれが評価をし、どのような評価が進められるのかとの質疑に対し、勤務評定の様式は見直しする作業を進めている。基本的には目標管理の実績評価、管理職も含め態度や能力を加味する格好で評価し、基本的には直属の上司が評価をし、内容を確認し合う。部下による上司の評価も考えていますとの答弁がありました。 全体の給料額が引き下げになるが、どのくらいになるのかとの質疑に対し、全体の給料としては2億2,000万円という想定をしている。改定率がマイナス4.7%という前提の上である。当面は平成17年度末の給料月額を補償するということで、実質的にはこういった数字は出てこないと考えているとの答弁があり、以上のような質疑の結果、議第60号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第61号 高山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、この条例は、国家公務員退職手当法の改正に準じて高山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正しようとするものであり、委員からは、早期退職で102人の方がやめると伺っているが、退職される方の内訳はどのようになっているのか、また男女の比率の状況についてはとの質疑に対し、現在102人の退職の申し出があり、管理職数24名、一般職61名、消防3名、技術労務14名であり、男性が60名、女性が42名であるとの答弁がありました。 長く勤めた人は引き下げ、長くない人の退職金が下がる。国のやり方に準じたことが必要なのか、給料の引き下げと一緒で問題が多いのでは、市としてどういう考えを持っているかとの質疑に対し、基本的には地公法で国等に準じ取り扱っている。勤務年数が長いだけで退職手当が増額する部分は再考が必要と思うとの答弁があり、以上のような質疑の結果、議第61号 高山市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第62号 高山市特別会計条例の一部を改正する条例について、この条例は、平成18年4月1日から指定管理者に運営を事業収入も含め包括管理で委ねるため、駐車場運営について特別会計を設けて収支経理を行う必要がなくなり、駐車場事業費特別会計を廃止するため、高山市特別会計条例の一部を改正しようとするものであり、委員からは、駐車場は指定管理者になるので廃止する、簡易水道特別会計が残るのはどういうことかとの質疑に対し、簡易水道会計はまだ会計の中に使用料が収入をされる、包括で管理を委託するわけではないので、この特別会計の中で経理をさせていただくとの答弁がありました。 以上のような質疑の結果、議第62号 高山市特別会計条例の一部を改正する条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第74号 高山市火災予防条例の一部を改正する条例について、この条例は火災警報発令中における火の使用制限の強化等を図るため、高山市火災予防条例の一部を改正しようとするものであり、委員からは特段の質疑もなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第76号 辺地に係る総合整備計画の策定について、この議案は高山市国府町宇津江辺地に係る公共的施設総合整備のための事業財源である辺地債を借り入れるための計画を策定しようとするもので、委員からは、提案理由の雇用の増大というのはどのように考えればいいのかとの質疑に対し、農業生産基盤を整備することにより、農業生産性の向上、経営の近代化、地域の振興を図ることで雇用の拡大につなげることができる、こうした事情を挙げて提案理由としたい。事業がしやすい環境、農道を整備する公共事業により雇用が生まれると考えているとの答弁があり、以上のような質疑の結果、議第76号 辺地に係る総合整備計画の策定については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 議第77号 辺地に係る総合整備計画の策定について、この議案は高山市国府町荒城辺地に係る公共的施設総合整備のための事業財源である辺地債を借り入れるため計画を策定しようとするものであり、委員からは特段の質疑もなく、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務企画委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(大木稔君) 総務企画委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいまの委員長報告のうち、議第57号及び議第58号の2件について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 それでは、上嶋議員。   〔21番上嶋希代子君登壇〕 ◆21番(上嶋希代子君) それでは、私は日本共産党高山市議団を代表いたしまして、議第57号 高山市国民保護対策本部及び高山市緊急対処事態対策本部条例及び議第58号 高山市国民保護協議会条例について、関連がありますので、両議案についてまとめて反対の討論を行います。 議第57号の目的は、武力攻撃事態における国民の保護のための措置に関する法律となっています。どんな組織をつくるかという点では、本部長は市長とし、副本部長及び本部委員、そして必要な職員を置くことができるとなっています。市長がこれは任命するとなっています。会議には情報交換及び連絡調査を円滑に行うために会議を本部長が招集すると、またこの会議には国の職員、他の職員以外の者を会議に出席させることができるとなっています。しかし、出席者に対して意見を求めることができるとなっています。この組織には部を置くこともでき、部員は市長が指名するとなっております。 さらに議第58号では、高山市国民保護協議会条例もつくり、国民保護協議会を組織し運営するとしています。また、年内に国民保護計画を策定するという話もあります。国民保護法とは、2004年6月に成立し9月に施行された武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律に基づき、外国からの武力による攻撃や大規模テロ等が発生した場合に、国や地方公共団体が協力して住民の生命、身体及び財産を守るための組織づくり仕組みづくり、これが政府の説明です。そして国の方針に基づく責務として2つの条例を制定することが義務づけられてはいましたが、期限の定めはありません。 2003年に公布、施行された武力攻撃事態対処法など、いわゆる有事法制3法と2004年に成立した国民保護法の流れの中で、地方自治体も有事のときの実施を担う中心になることが明確になってきました。有事の対象は非国家主体によるテロの行為による災害への対応を想定していると考えられます。テロ行為そのものは憎むべき凶悪犯罪であることはだれもが認めるところです。 なぜ日本がテロ攻撃を心配しなければいけないのか。2003年の衆議院予算委員会で、当時の国家公安委員長が「日本に米軍の基地があり、アメリカの行動に支援を明確にし、テロ根絶を目指す共同歩調をとっていることから標的となる可能性があると認識いたしております」と答弁して、その理由を明確にしております。イラク戦争が始まって今年3月20日で3年になり、国際的にもアメリカの政策には批判が上がり、自国でのブッシュ大統領の支持も下がっています。そのアメリカに小泉首相はしがみついているのが現状です。国内では3月12日投票で行われました山口県岩国市での米軍厚木基地の艦載機部隊をアメリカ海兵隊岩国基地に移転を問う住民投票が成立し、9割の人が「ノー」の意思表示をいたしております。 今こそ私たちは日本国民が安全に暮らせる道を選ぶべきだと考えます。世界でも日本の憲法のすばらしさを認め、日本の憲法を守ろうと運動している外国の人さえいます。武器は持たない、戦争はしないと決めた日本国憲法を守り、戦争をしない国を目指すのが今私たちがやるべきことだと考え、議第57号、議第58号についての反対の討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第57号及び議第58号の2件についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第57号及び議第58号の2件について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第57号及び議第58号の2件については、委員長報告のとおり決しました。 それでは、ただいま議決されました議第57号及び議第58号を除く議第59号から議第62号まで、議第74号、議第76号及び議第77号の7件について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議あり」「異議なし」「議第60号、61号も反対をいたします」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議があるようでありますので、議第60号について起立により採決を行います。 議第60号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第60号は委員長報告のとおり決しました。 続いて、議第61号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第61号は委員長報告のとおり決しました。 それでは、ただいま議決されました議第60号及び議第61号を除く議第59号、議第62号、議第74号、議第76号及び議第77号の5件については、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第59号、議第62号、議第74号、議第76号及び議第77号までの5件については、委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第11 議第65号 高山市障がい程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例についてから  日程第13 議第103号 高山市介護保険条例の一部を改正する条例についてまで ○議長(大木稔君) 日程第11 議第65号 高山市障がい程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例についてから日程第13 議第103号 高山市介護保険条例の一部を改正する条例についてまでの3件を一括議題といたします。 福祉環境委員長の報告を求めます。 小林福祉環境委員長。   〔24番小林正隆君登壇〕 ◆24番(小林正隆君) ただいま議題となりました条例案件3件について、去る3月15日福祉環境委員会を開催し、審査をいたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第65号 高山市障がい程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例につきましては、障がい程度区分認定審査会の委員の定数を定めるため制定しようとするものであり、委員からは、障がい者本人の事情に合った認定になるのか、また十分慎重な審議をお願いしたいとの意見に対し、本人のみの調査でなく家族や施設の担当職員から実情を聞かせていただく。調査した市職員も事務局として審査会に出席する。また介護保険と同じ79の調査項目について26項目を追加するもので、きちんと認定に反映させられるとの答弁がありました。 障がい者の権利擁護についての考え方はとの問いに、不服がある場合は不服申し立て制度や審査請求制度を利用していただく。また相談業務の制度をお知らせしていくとの答弁がありました。 以上のような主な質疑の結果、議第65号については、全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第66号 高山市福祉医療費助成金条例の一部を改正する条例については、乳幼児医療費助成対象者の拡大などにより改正しようとするものであり、委員からは、小学校3年生から6年生までの拡大による影響額はとの問いに、一般財源では4,370万円程度の増加であるとの答弁がありました。 また、入院時の食事療養費の助成廃止の影響額はとの問いに、2,200万円くらいであり、その半分ぐらいが一般財源で減額になるとの答弁がありました。 以上のような主な審議の結果、議第66号については全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第103号 高山市介護保険条例の一部を改正する条例について、介護保険料を改定するため改正するものであり、委員からは、地方税法の改正による激変緩和策による介護保険料の収入減や地域支援事業については一般会計から手当てすべきではないかとの質疑に対し、12.5%以上の一般財源投入というのは認められていないが、一般財源を使って横出し上乗せサービスを他に先駆けてたくさんやっているので御理解を願いたいとの答弁がありました。 以上のような主な質疑の結果、議第103号については起立採決を行い、賛成多数で可決すべきものと決しました。 以上で福祉環境委員会の報告を終わります。 ○議長(大木稔君) 福祉環境委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいまの委員長報告のうち、議第103号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) おはようございます。ただいま議題となっております議第103号 高山市介護保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党高山市議団を代表して反対の討論をいたします。 この議案は、65歳以上の方の介護保険料を、基準額で言いますと現行の3,600円から4,900円とするものであります。所得階層を現行の5段階から6段階にしようとする内容も入っております。 反対の第1の理由は、今回提案されました4,900円の保険料は市の政策的な判断によってもっと引き下げることが可能ではなかったかという点であります。実際、4,900円の積み上げた試算を見ますと、介護保険予防事業でも110円の上乗せをしています。そもそも今まで福祉保健部の民生予算で見てきたものが中心であります。この部分を、たとえ国が補助を切ったからということで介護保険料に補てんするというのは大変矛盾した話でございます。また、余りにも高くなった保険料の激変緩和策が予算ベースで100円分この保険料に上乗せになっていることも、これも保険料で見るべきではなく、むしろ一般会計で予算措置すべきものだと考えるものであります。これだけ考えても210円は確実に引き下げられるのであります。また、予算ベースで行きますと、約4,300万円前後で済むと考えられます。 反対の第2の理由は、介護保険制度の運営のあり方であります。高山市は今まで独自サービスが確かに充実してまいりましたが、介護保険制度とともに応能負担制度から定率または定額制度に変えています。このことによって市の福祉制度の唯一性は消えて介護保険と同様な制度になったため、高山市の高齢者の方は急速に、介護保険認定の介護度が高くなったらよかった、またサービスを使う方が得だという意識を生み出したのでございます。これは一方事業者の競争にも拍車をかけることにもなったのであります。 このような中で介護保険財政の悪化となり、借金財政はこの6年間で3億円を超すことになったのであります。その返済額が400円もこの保険料にはね返ってくる結果となっております。事実、岐阜県下では21市の中でトップレベルという実態であります。まさに介護保険制度実施についての高山市のこの施策的な失敗があったのではなかったでしょうか。この失敗を今回の条例改正案のように高齢者にかぶせるのは全く許されないと思うのでございます。実際、下呂市等では来期の保険料を220円アップしただけで、2,620円と、高山市から見ると信じられない、そういう保険料でございます。歴史や条件の違うことはもちろんありますが、余りにもこの高山市の介護保険財政の大変さを物語るものでございます。 以上申し述べて、反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第103号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第103号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第103号については委員長報告のとおり決しました。 それでは、ただいま議決されました議第103号を除く議第65号及び議第66号の2件について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第65号及び議第66号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第14 議第69号 高山市中小企業設備近代化資金等貸付条例の一部を改正する条例について 日程第15 議第78号 市営土地改良事                                                       業の計画変更について ○議長(大木稔君) 日程第14 議第69号 高山市中小企業設備近代化資金等貸付条例の一部を改正する条例について及び日程第15 議第78号 市営土地改良事業の計画変更についての2件を一括議題といたします。 文教経済委員長の報告を求めます。 小井戸文教経済委員長。   〔25番小井戸真人君登壇〕 ◆25番(小井戸真人君) ただいま議題となりました条例案件1件、事件案件1件について、去る3月16日文教経済委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告いたします。 議第69号 高山市中小企業設備近代化資金等貸付条例の一部を改正する条例については、貸付対象の範囲を拡大するため改正しようとするもので、委員からは、新年度予算への対応と市民への宣伝についての質疑があり、今までどおりのような形で予算を積算している。今後は利子が無利息ということもあり、需要があるものと考えている。宣伝は大切なものであり、広報たかやまへの掲載、労政555という広報誌、またインターネットやヒッツFMをフルに活用してPRに努めたいとの答弁がありました。 また、会社法との関連と施行日までの期間についての質疑に対し、旧会社法から新会社法へ昨年制定になり、施行が5月となっている。中身を精査した中では、有限会社というものも一律株式会社というように統一されることとなる。今回「資本の額」という表現を「資本金の額」に改めた。また、施行までは旧法が生きているので、附則でうたわせていただいたとの答弁がありました。 また、目的の中にある工場の集団化と今回の対象以上の大きな企業に対する支援策の対応についての質疑に対し、工場の集団化は1つの団地に集団で工場または事業所を建設する場合に適用することとなる。また、大きな企業に対しては県において大きな融資制度を設けており、高山市として利子補給など、大きな企業に対しても取り組みをしているとの答弁がありました。 以上のような主な質疑の結果、議第69号 高山市中小企業設備近代化資金等貸付条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第78号 市営土地改良事業の計画変更については、事業費を変更しようとするもので、委員からは、撤去範囲の減少に関して、また具体的な工事内容についての質疑があり、旧の橋は真ん中のピアと両方に橋台があった。その上の水路は撤去し本来の河川に戻すということで、本来であればその橋台の下のコンクリートの部分は全部取り除いてしまわなければならないが、河川断面の以下の部分については両側が岸のことがあり、40立米減になった。現況の河川の流れの妨げになるものではないとの答弁がありました。 また、今度はどのような形の水路になるのかとの質疑に対し、新しいものはパイプの直径500ミリメートルの径で、水量的には変わるものではない。また、両側に橋台をつくり、あと鋼製の遠距離トラスで支柱を設け、その下に管をつり下げることとなる。間の橋台がなく両サイドワンスパンで通すとの答弁がありました。 以上のような主な質疑の結果、議第78号 市営土地改良事業の計画変更については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で文教経済委員会の報告を終わります。 ○議長(大木稔君) 文教経済委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第69号及び議第78号の2件について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第69号及び議第78号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第16 議第64号 高山市手数料条例の一部を改正する条例についてから  日程第23 議第81号 市道路線の変更についてまで ○議長(大木稔君) 日程第16 議第64号 高山市手数料条例の一部を改正する条例についてから日程第23 議第81号 市道路線の変更についてまでの8件を一括議題といたします。 基盤整備委員長の報告を求めます。 住基盤整備委員長。   〔32番住吉人君登壇〕 ◆32番(住吉人君) おはようございます。ただいま議題となりました条例案件5件、事件案件3件について、去る3月16日基盤整備委員会を開催し、審査をいたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 各議案それぞれ提案理由の説明があり、議第64号 高山市手数料条例の一部を改正する条例について、議第72号 高山市都市計画法施行条例について、議第73号 高山市下水道条例及び高山市下水道使用料条例の一部を改正する条例について、議第75号 高山市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、議第79号 市道路線の廃止について、議第80号 市道路線の認定について、議第81号 市道路線の変更については、特段の御意見もなく、議第70号 高山市地区公園条例の一部を改正する条例については、昨年度までの利用者数、利用料、今後の管理等について質疑があり、無料化されても管理運営は市当局で実施するという回答があり、条例案件5件、事件案件3件については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました 以上で基盤整備委員会の報告を終わります。 ○議長(大木稔君) 基盤整備委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第64号、議第70号、議第72号、議第73号、議第75号及び議第79号から議第81号までの8件について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第64号、議第70号、議第72号、議第73号、議第75号及び議第79号から議第81号までの8件については、委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第24 議第63号 指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例についてから  日程第34 請願第1号 高山市水道事業簡易水道事業指定管理者制度導入について白紙撤回を求める請願書まで ○議長(大木稔君) 日程第24 議第63号 指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第34 請願第1号 高山市水道事業簡易水道事業指定管理者制度導入について白紙撤回を求める請願書までの11件を一括議題といたします。 指定管理者制度に関する特別委員長の報告をいたします。 本来、委員長報告は登壇して行うべきでありますが、本席より報告いたしますので御了承をお願いいたします。 ただいま議題となりました議第63号から請願第1号までの11件につきましては、全員をもって構成する指定管理者制度に関する特別委員会において審査いたしました結果、議第63号及び議第104号から議第112号までの10件については原案のとおり可決すべきものと決し、請願第1号については不採択とすべきものと決しました。 なお、詳細につきましては皆様御承知のとおりでありますので、報告を省略いたします。 以上、指定管理者制度に関する特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。 指定管理者制度に関する特別委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいまの委員長報告のうち、議第104号から議第112号まで及び請願第1号の10件について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第104号から議第112号の上野浄水場ほか簡易水道に関する指定管理者の指定について、日本共産党高山市議団を代表して反対の討論をいたします。また、これは請願第1号について採択をすべきだという意見になっていることを御理解賜りたいのでございます。 まず、私たちはこの上水道、簡易水道については、指定管理者制度導入そのものに反対という立場でございます。今回の指定管理者制度の導入も小泉首相の官から民へという路線の一環として取り入れられているものでございます。民間を競争させて安くよいサービスができるという説明がございます。しかし、安全性の担保という問題と、民間企業の利益追求とはいわば利益相反になっている場合が多いということであります。例えばJRでの事故、耐震偽装問題でも、これは明確に示されております。今回の指定管理者制度の導入に当たって、この安全性という問題が論議の焦点となりました。論議の過程で、厚生労働省の指導もあって大幅な見直しを余儀なくされ、そのこと自体は議会のチェック機能が果たせたのかなと喜んでおりますが、しかし、せめて水質部分は今までのように直営にするべきだったと考えるものでございます。 第2の問題は、公共サービスに責任を負う高山市の危機管理体制の弱体化につながるのではないかという問題であります。指定管理者との協議が調わない場合、直営に戻すということがこの条例ではなっております。しかし、今後数年間経過すれば、民間任せの中で専門的に管理する人材の養成が衰えることは明白であります。こうなったときに果たして直営に戻せるのかという問題は甚だ疑問があります。とりわけ地震など重大な危機に遭遇したときの公共の責任は果たして全うできるのか、大変危惧をするものであります。一時の安さに目を奪われて公共サービスの根幹を掘り崩すようなやり方は、将来に大きな禍根を残すのではないでしょうか。 第3に、この指定管理者制度の情報公開及び議会のチェック体制について、十分今後この機能が発揮できるかという問題も指摘しておきたいと思います。この間の審議の中で、最終的には業者との協定書、業務履行計画書の中で是正されましたが、情報公開のあり方及び議会とのかかわり方には大きな疑問が残されております。審議するのに必要な情報がしっかり公開されないという問題もあります。このことは、今後指定管理者制度に移行したときにはますます、むしろ透明度を高くしなくてはならない問題だと考えるものであります。ここでも現在の高山市の姿勢は甚だ後ろ向きだったと言わざるを得ません。今後このことは改善を強く求めて反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第104号から議第112号まで及び請願第1号の10件についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第104号から議第112号まで及び請願第1号の10件について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第104号から議第112号まで及び請願第1号の10件については、委員長報告のとおり決しました。 続いて、議第63号について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第63号については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第35 議第88号 平成18年度高山市一般会計予算から  日程第46 議第99号 平成18年度高山市水道事業会計予算まで ○議長(大木稔君) 日程第35 議第88号 平成18年度高山市一般会計予算から日程第46 議第99号 平成18年度高山市水道事業会計予算までの12件を一括議題といたします。 予算特別委員長の報告をいたします。 本来、委員長報告は登壇して行うべきでありますが、本席より報告いたしますので御了承をお願いいたします。 ただいま議題となりました議第88号から議第99号までの12件につきましては、全員をもって構成する予算特別委員会において審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、詳細につきましては皆様御承知のとおりでありますので、報告を省略いたします。 以上、予算特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。 予算特別委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいまの委員長報告のうち、議第88号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 それでは、上嶋議員。   〔21番上嶋希代子君登壇〕 ◆21番(上嶋希代子君) 議第88号 平成18年度高山市一般会計予算について、日本共産党高山市議団を代表して反対の討論をさせていただきます。 本年度の予算編成は、高山市が合併して2年目になります。合併の痛みを言われていましたが、この1年間さまざまな課題も明らかになってまいりました。また、国においては小泉内閣による国民いじめの政治が行われています。三位一体改革、地方分権などと言いながら、地方には厳しい運営をとり続ける反面、大企業には優遇するという政治が続いています。こうした中、予算は住民の福祉優先の内容にするのが自治体の大きな役割だと考えます。 この立場から18年度の予算を見てみると、子育て支援については重視され、多くの市民から望まれていた出産費用の助成、子どもの医療費の6年生までの無料化、保育園の支援、ブックスタートなどが予算化され、評価できるものと考えます。また、問題点も指摘せざるを得ません。国の政治そのままを住民に押しつけ、サービスが行き届かなくなる指定管理者制度の導入です。特に水道の検査体制のあり方、サービスの向上につながるものでしょうか。火葬場の事業など、住民の暮らしとは切っても切れないものがあります。本当にこれも大丈夫なのか、サービスが行き届くか心配しています。また、宮高山バイパス、石浦越後線の建設、介護保険料の大幅な値上げ、国民保護法の具体化としての国民保護協議会委員報酬、大島ダム、行政改革による職員の負担があります。特に税収を見ると、定率減税の半減、老年者控除の縮小など、住民の負担増の影響があらわれています。国で決まったこと、決められたことを真っすぐに住民の暮らしに押しつけるやり方では住民の暮らしは壊れてしまいます。小泉内閣が進める構造改革路線に乗っていくのではなく、住民の暮らし、福祉、教育も重視し、ますます進んでいきます格差をつくらない温か市政実現の予算に切りかえることが今大切だと考えて、今回の予算に対しての反対の討論といたします。 ○議長(大木稔君) 次に、木本議員。   〔6番木本新一君登壇〕 ◆6番(木本新一君) 平成18年度高山市一般会計予算について、高山市議会二・一会の会派を代表いたしまして賛成の討論をいたします。 合併して1年がたちました。一般会計でも発言がございましたが、私ども二・一会のメンバー、無事1年間過ごさせていただきました。その間いろいろと御指導いただきました市長をはじめ理事者側の皆さん、また議長をはじめ先輩議員の皆さんに対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。 今回2度目の予算議会ということでございますけれども、昨年は高山市議会議員としてひよこの状態でありまして、無論討論もできませんでしたが、今回この予算におきましては二・一会といたしましても予算要望もさせていただきながら、その思いも受け入れていただいた、そういう予算でありまして、ここに二・一会を代表しまして賛成の討論をさせていただきます。 さて、我が国は10数年来高齢化先進国としてその施策を推進する中で、近年は特に少子化が予想以上に進行し、このことが我が国の重要な課題となっております。さらに国、地方を含めた行財政改革については待ったなしの状況でありまして、国は行政改革の重要方針における総人件費改革の実行計画を踏まえ、小さくて効率的な政府の実現に取り組んでいます。当然地方においても行政の効率化、スリム化は避けて通れないものであります。 そんな中にありまして、高山市は周辺町村と合併し、日本一の面積を誇る市となりました。この合併により1年が経過する中で、国の示す合併によるあめの部分ももちろんありますが、同時に合併後の市政運営においては今までにない多くの課題も山積しております。そして、これら課題の一つ一つに危機感を持って全力で取り組まなければならないことは当然でありますが、市の第4次行政改革大綱に基づく職員の定員適正化計画の推進及び指定管理者制度の導入推進については全国でも先駆けた取り組みでありまして、理事者側のこのことに対する強い意気込みを感じるところであります。 これらを中心とした行政改革を強力に推進される一方で、平成18年度当初予算における対前年度伸び率は、一般会計で1.5%の減、特別会計、企業会計のトータルでは2.7%の減となっておりますが、一般会計では前年度のまちづくり基金の積み立てを考慮すると実質7.6%の増となりますし、投資的経費も34.1%の増となっております。このことは地方財政計画なども常に縮小傾向の中で、市の18年度予算は行政改革の推進と同時に、市民の福祉の向上と地域の活性化に最大限配慮された積極型の予算であると紹介いたしたいと思います。 そして、この一般会計予算では第七次総合計画に基づき、「やさしさと活力にあふれるまち『飛騨高山』」の形成を目指して6つの重点項目を掲げて、少子高齢化対策、雪害や地震などの防災対策、安全対策、生活環境対策、観光、農業、地場産業など活性化対策、教育環境の整備及び合併地域の振興対策などを推進し、一層の市民福祉の向上と魅力ある地域の形成を図ることとしてあります。その中で時代の要請にこたえて新規事業が多く盛り込まれている、このことにつきまして大変力強く思うところであります。 幾つか挙げますと、子育て環境の整備や子どもの安全対策の強化などによる子育て支援対策と幅広い福祉の充実対策事業であります。これら施策を通じて、市民の皆さんは市行政に対し優しさを感じとっていただけると思いますし、第七次総あるいはこの当初予算策定において、市は優しさを前面に掲げていらっしゃることを大変うれしく思うところであります。私も行政においては一番大切なものはやはり優しさであり、温かさであるというふうに思います。 私ごとでありますけれども、現在名古屋に住む私の娘夫婦がこの4月から高山市に住むことになりました。その中で子どもの保育園の入園についてこの市役所の担当者に電話で相談をしたということでございますけれども、その対応が非常に優しくて丁寧であったということを大変喜んでおりました。このようなことが大切なことでありまして、日ごろから職員の指導に当たられている幹部の皆さんの努力の結果であるというふうに感謝をいたしたいと存じます。 そして、この18年度予算の執行に当たっては、この優しさを体現する、あるいは表現するということも大切であります。一番の方法はやはり笑顔であろうと思いますが、市長さんは、やはりその仕事柄日ごろ大変厳しいお顔をされていることが多いわけでありますけれども、時たま見せられるあの笑顔は本当に優しさにあふれてすばらしい笑顔であるというふうに思います。どうかこの新年度においては、この庁舎内外におきまして、市民に対しましてこのすばらしい笑顔をアピールしていただきたいと思いますし、また幹部の皆さんもぜひこれまで以上にひとつ取り組んでいただきたいなと思います。また議員の皆様も、議会の厳しい討論はありますけれども、そういう中でのひとつ優しさのある笑顔というものを大切にして取り組んでいただけたらありがたいなというふうに思うところであります。 このような中で18年度の予算執行に当たっていただくということ、そういうことを大切にすることによって市民が行政に対する信頼感を高め、参加型、協働型の行政が推進されるというふうに思います。また、景観法に基づく景観条例の制定と景観計画の策定は、観光先進国がいかに景観を重要視しているかと認識された取り組みであろうと思います。そしてのらマイカーをはじめとする自主運行バスや地域福祉バスの運行路線の新設、増便による利便性の確保、また合併記念公園の着手並びに市制施行70周年記念イベントと外国人観光客誘致の強化、そして地域振興特別予算の増額と地域振興事業補助金の創設による支所地域の活性化対策並びに豪雪災害対策事業による農業者への強力な支援、そして大きく期待いたしたい高速道路ネットワークなどの条件整備に伴う企業誘致の取り組みなどであります。そしてこれら事業を時代のニーズに沿ったより効果あるものに実現していくのは職員であります。定員適正化計画における職員の減少は、同時に少数精鋭の体制が求められ、職員の養成、育成は欠かせないものと理解され、新年度においては昨年度までにない多くの職員研修派遣計画が予算化されておりますが、この点につきましても大いに評価をいたしたいと思います。同時に職員養成につきましては、今後とも即戦力を考慮した一層積極的な取り組みを期待しておきたいと思います。 以上、本予算は全体として大変厳しい地方財政運営の中にあって、中・長期的な財政運営の健全化に配慮され、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に厳しさと優しさを持って当たられ、市民福祉の向上と魅力ある地域の形成を図ることに最大限努力された予算であることを評価するところであります。 以上申し上げまして、高山市議会二・一会を代表し、議第88号 平成18年度高山市一般会計予算に対しての賛成の討論とさせていただきます。 なお、本議会を最後に退職される理事、各部長、消防署長、消防長におかれましては、長年にわたりまして市政に御尽力賜りましたこと、まことに御苦労さまでございました。二・一会といたしましても深く感謝を申し上げる次第であります。今後ともそれぞれの立場で一層の御活躍を御祈念申し上げまして、お礼の言葉といたします。ありがとうございました。 ○議長(大木稔君) 次に、中田議員。   〔19番中田清介君登壇〕 ◆19番(中田清介君) 私も反対を表明されております共産党議員団に説き伏せられるような内容で賛成討論をしたいと思っております。しばらくの間御清聴いただきたいと思います。 ただいま議題となっております議第88号 平成18年度高山市一般会計予算について、高山市議会自民クラブを代表して賛成の討論を行います。 平成18年度は合併後2度目の予算編成となる年であり、新市のまちづくりにおいてその礎となる年と言えます。特に平成17年度はその前年の災害対策に追われる中で推移したことを考えれば、一層その感を強くするものであります。そもそも平成の合併は、これを手段として地方自治体の財政基盤を強化し、少子高齢化社会の多様化する行政需要に対応していくことが求められており、そうした観点から言えば、肥大化した財政構造を是正し、身の丈に合った行財政運営へと再構築することが求められていると言えます。そうした中にあって求められることは、行政がみずから行政改革を断行して簡素で効率的な組織へ再編することであり、産業振興を通じて民間の経済活動を活発にして税収増を図ることであり、官民のパートナーシップで公の仕事を見直し、新たな地域づくり、まちづくりへ挑戦することであると言えます。 しかしながら、こうした中にあっても合併後新市の早期一体化を図るためには第七次総合計画に位置づけられたまちづくりの課題を早期に着実に実施することが求められているところであり、この面においては合併特例債等も活用した現実対応を求められていると言えます。 そのため、今回の予算の内容は、子育て支援や耐震補強をはじめとする防災対策、子どもの安全対策や高齢者福祉、障害者福祉及び必要な基盤整備や環境対策に的確に対応するとともに、産業振興と各支所地域における活性化対策、教育環境の整備などに配慮した予算配分となっており、厳しい財政状況の中にあっても積極予算を組まれ対応されている点は、これまでの堅実な財政運営の延長線上でこそ実現できるものと評価いたすところであります。特に産業振興面では今後に続く振興策の芽出しがなされたものと受けとめており、こうしたことは産業政策における行政のリスク分担を明確にし、民間の経済活動を側面から積極的に支える政策への転換とも言え、今後にその成果を期待するものであります。 次に、指定管理者制度は公の施設の運営管理についてサービスの向上と効率的運営が図られることが制度導入の趣旨であり、当該年度から多くの施設において導入され、新たな視点でのまちづくりに対応されることを高く評価するものであります。しかしながら、もう一つの大切な視点は、官と民の強固な信頼関係のもとで安定した運営を任せられる団体を育て、地域に根づかせることも大切であり、その目指すサービスの展開が市民の納得を得て信頼されるものとなることが大前提であります。第1次分の継続公募や、より以上に地域性の強い施設が含まれる第2次公募については、パートナーとしての信頼関係をより以上に構築できるよう対応されることを望むものであります。昨今「合併しなければ行革、合併しても行革」と言われる環境にある中で、平成18年度高山市一般会計予算案は新高山市のまちづくりにおける課題に的確に対応した予算案であると評価し、高山市議会自民クラブを代表しての賛成討論といたします。 最後に、今年度を最後に幹部職員の皆様をはじめとする102名の方々が退職されると聞いております。皆様にはこれまでの長きにわたり市政発展のために御尽力いただきました。自民クラブを代表して心から敬意を表するとともに感謝を申し上げます。今後とも御健勝にて過ごされ、それぞれのお立場で市政発展のために御尽力いただきますことをお願いいたしまして、お別れの言葉といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第88号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第88号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第88号については委員長報告のとおり決しました。 次に、議第89号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第89号 平成18年度高山市国民健康保険事業特別会計予算について、日本共産党高山市議団を代表して反対の討論を行います。 反対の第1は、保険料引き下げの努力不足ということを言いたいのであります。予算案は保険料として前年度対比1億3,000万円以上の収入増を見ております。これは確かに料率の変更ではなく、税制改正による控除等の見直しによる増収が中心だと思っております。本来ならば医療費増によるところの値上げが考えられるところでありますが、医療費増は予算を見ますと自然増として9,800万円ほどであります。老人医療の改革等で8,400万円の減も予算計上されております。そうすると、医療費合計では微増1,000万円ほどだったと予想されるのであります。この1,000万円に対して保険料は1億3,000万円の増収でありますから、本来で言うと保険料の引き下げに取り組むことができたと考えられるのでございます。 反対の第2の問題は、国民保険制度が皆保険制度ということ、あるいは社会保障という面で十分な認識が弱いという問題でございます。これに典型的にあらわれるのが資格証明書の発行あるいは短期証明書の発行の問題であります。2月末現在の発行件数は、資格証明書で22件、短期証明書で298件になっていると答弁がありました。もちろん意図的な悪意の場合は別にして、ほとんどの方は払いたくても払えない経済的な困難を抱えている場合がほとんどであると思うのでございます。 高山市の場合、窓口では懇切丁寧な相談対応をしていることは承知をしておりますが、それでもなおこれだけ多くの人が滞納状態に陥っている生活の実態をよく見るということであります。こういう実態があるならば、少しでも保険料の引き下げに取り組む姿勢、そういう優しさ、まさに優しさが求められていると思うのであります。そのためにやり方としては、例えば温泉保養施設利用券を一般会計で補てんするなど、保険料で賄うべきではなかったと考えるのでございます。 その他、この予算案の中では積極的な診療所の医師の活用、また成人歯科検診の普及など、健康推進策についてはもっともっと一般会計で補てんできるのではないかと考えるのでございます。 以上の点を申し上げまして反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第89号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第89号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第89号については委員長報告のとおり決しました。 次に、議第94号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 それでは、伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第94号 平成18年度高山市簡易水道事業特別会計予算について、日本共産党高山市議団を代表して反対の討論をいたします。 この予算については先ほど申しましたけれども、業務のほとんどを民間業者に任せるという指定管理者制度導入に関した予算が1億3,500万円計上されております。私たちは安全性の問題から言っても、この簡易水道事業指定管理者制度を導入すべきでないという立場を表明するものであります。 また、水質検査については4,000万円、この指定管理料に含めるべきではないと。これは予算特別委員会でも申し述べましたけれども、本来の予算とは、指定管理料とは別々に提案すべきだと強く今後の対応を求めておきます。 補正などをすべきだということを改めて申し述べて反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第94号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第94号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第94号については委員長報告のとおり決しました。 次に、議第96号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 それでは、伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第96号 平成18年度高山市介護保険事業特別会計予算について、日本共産党高山市議団を代表して反対討論をいたします。 先ほどの議第103号でも申し述べましたが、今回のこの介護保険特別会計には高い保険料、4,900円が入っておる本予算であります。年金も減らされ、控除見直し等で税金を高くされ、また医療費も上がると、こういうことでございます。その上、また介護サービスが制限されるという問題も入った内容になっております。高い4,900円というこの保険料の問題と同時に、安心して在宅で暮らせる介護体制が遠ざかるのではないかと強く危惧を持つものでございます。 以上、反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第96号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第96号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第96号については委員長報告のとおり決しました。 次に、議第99号について討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 それでは、伊嶌議員。   〔26番伊嶌明博君登壇〕 ◆26番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第99号 平成18年度高山市水道事業会計予算について、日本共産党高山市議団を代表して反対を表明するものでございます。 この予算には上野浄水場及び鶴巣浄水場等、包括的な管理を民間に任せるという指定管理者制度が導入されて1億6,500万円の予算が計上されております。私たちは安全性の問題、将来的な安全性を考慮すれば指定管理者制度を導入するべきでないという立場から反対をいたします。 また、水質検査等で700万円前後がこの指定管理料に含まれているということについても同様に補正を求めておきたいと思います。 また、この予算に含まれる大島ダム建設にかかわる水利権20万円も計上されております。大島ダムについては利水の点でも必要ないという立場から計上すべきものでないと考えております。また、未給水地区の解消についての予算4,000万円が計上されておりますが、補助要綱の見直しをしないとせっかくの予算も使われなくなるおそれもあります。市民のライフラインの確立という点からでも早急な見直しを求めて、未給水地区解消事業の積極的な推進も求めておきたいと思います。 以上、反対討論といたします。 ○議長(大木稔君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第99号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第99号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(大木稔君) 起立多数であります。 よって、議第99号については委員長報告のとおり決しました。 それでは、ただいま議決されました議第88号、議第89号、議第94号、議第96号及び議第99号を除く議第90号から議第93号まで、議第95号、議第97号及び議第98号の7件について、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、議第90号から議第93号まで、議第95号、議第97号及び議第98号までの7件は委員長報告のとおり決しました。  ―――――――――――――――― ○議長(大木稔君) 休憩をいたします。     午前11時02分休憩   〔議案配付〕  ―――――――◯――――――――     午前11時20分再開 ○議長(大木稔君) 休憩を解いて、会議を続行いたします。  ================ △日程第47 議第100号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(大木稔君) 日程第47 議第100号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(大木稔君) 土野市長。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第100号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明申し上げます。 現在委員であります曽出征男さんは、平成18年6月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続き候補者として推薦いたしたいと存じます。 曽出征男さんは、高山市清見町牧ケ洞2127番地1にお住まいで、昭和14年2月7日生まれの67歳であります。昭和37年に岐阜大学学芸学部数学科を卒業後、教職員として高山市立日枝中学校長などを務められ、平成11年3月に退職されました。退職後、清見村生涯学習推進委員などを歴任され、現在は高山市心配ごと相談員を務めておられます。 温厚にして人望も厚く、人権擁護委員として適任者と存じますので、推薦方につきまして御意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大木稔君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第48 議第101号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(大木稔君) 日程第48 議第101号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(大木稔君) 土野市長。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第101号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明申し上げます。 現在委員であります照元興圓さんは、平成18年6月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、その後任者といたしまして、大澤猛士さんを候補者として推薦いたしたいと存じます。 大澤猛士さんは、高山市荘川町新渕306番地にお住まいで、昭和18年1月31日生まれの63歳であります。昭和33年に荘川中学校を卒業された後、昭和36年から昭和38年6月まで荘川営林署に勤務され、退職後、平成15年3月まで荘川郵便局に勤務されました。その間、荘川村教育委員長などを歴任されております。 温厚にして人望も厚く、人権擁護委員として適任者と存じますので、推薦方につきまして御意見を賜りますようお願いいたします。 ○議長(大木稔君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第49 議第102号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(大木稔君) 日程第49 議第102号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ――――――――――――――――   (議案は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(大木稔君) 土野市長。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第102号 人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明申し上げます。 現在委員であります大幢昌雄さんは、平成18年6月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、その後任者といたしまして、三木藤九郎さんを候補者として推薦いたしたいと存じます。 三木藤九郎さんは、高山市一之宮町622番地1にお住まいで、昭和22年12月11日生まれの58歳であります。昭和45年に立命館大学法学部を卒業された後、昭和46年から宮村農業協同組合に勤務され、現在飛騨農業協同組合宮支店長を務めておられます。 温厚にして人望も厚く、人権擁護委員として適任者と存じますので、推薦方につきまして御意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大木稔君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ================ △日程第50 発議第4号 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正について ○議長(大木稔君) 日程第50 発議第4号 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 中田議員。   〔19番中田清介君登壇〕 ◆19番(中田清介君) ただいま議題となりました発議第4号について、提案理由を説明させていただきます。議案の朗読をもって説明とさせていただきます。 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正について。 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正を会議規則第14条の規定により提出する。 平成18年3月24日提出。 提出者、高山市議会議員、中田清介。賛成者、高山市議会議員、長田安雄、住吉人、島田政吾、伊嶌明博、小井戸真人、谷澤政司、藤江久子、橋本正彦、石原孫宏、桑原紘幸、松葉晴彦、佐竹稔、各議員であります。 提案理由といたしましては、専決処分することができる損害賠償の額を変更するため改正しようとする。 次ページをお開きください。 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部改正。 地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項の一部を次のように改正する。 新旧対照表をごらんいただきたいと思います。改正後の条文を読み上げさせていただきます。 地方自治法第180条第1項の規定により、次の事項は市長において専決処分することができるものとする。 (6)法律上市の義務に属する100万円未満の損害賠償の額を定めること。 附則といたしまして、この一部改正は、議決の日から実施するといたしております。 議員各位の御賛同を得て可決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(大木稔君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり決しました。  ================ △日程第51 発議第5号 高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(大木稔君) 日程第51 発議第5号 高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 中田議員。   〔19番中田清介君登壇〕 ◆19番(中田清介君) ただいま議題となっております発議第5号について、提案理由を説明させていただきます。 この条例の一部改正につきましては、先ほどの発議第4号に準じて高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正することによって同じような100万円を規定するということでありまして、こちらの方は、提案理由といたしましては、議決を要する損害賠償の額を変更するため改正しようとするものであります。議案の朗読をもって説明とさせていただきます。 発議第5号 高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について。 高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出する。 平成18年3月24日提出。 提出者、高山市議会議員、中田清介。賛成者、高山市議会議員、長田安雄、住吉人、島田政吾、伊嶌明博、小井戸真人、谷澤政司、藤江久子、橋本正彦、石原孫宏、桑原紘幸、松葉晴彦、佐竹稔、各議員であります。 次ページをお開きいただきたいと思います。 先ほど申し上げましたように、高山市水道事業の設置等に関する条例の一部を次のように改正するということで、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。改正後の条例案文を朗読させていただきます。 議会の議決を要する負担附きの寄附の受領等というところでございますが、第7条、水道事業の業務に関し法第40条第2項の規定に基づき条例で定めるものは、負担附きの寄附又は贈与の受領でその金額又はその目的物の価額が100万円以上のもの及び法律上市の義務に属する損害賠償の額の決定で当該決定に係る金額が100万円以上ものとする。 附則として、この条例は、公布の日から施行するとしております。 議員各位の御賛同を得て可決いただきますようにお願いを申し上げます。 ○議長(大木稔君) 説明は終わりました。ただいま説明のありました本案について、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大木稔君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり決しました。  ================ △日程第52 陳情第4号 安心・安全でおいしい水道水を求める要望書 日程第53 陳情第5号 「道路特定財源制度の堅持に関する意見書」の議決について ○議長(大木稔君) 日程第52 陳情第4号 安心・安全でおいしい水道水を求める要望書及び日程第53 陳情第5号 「道路特定財源制度の堅持に関する意見書」の議決についてを一括議題といたします。  ――――――――――――――――   (陳情文書表は本号その2に掲載)  ―――――――――――――――― ○議長(大木稔君) ただいま議題となりました陳情2件につきましては、お手元に配付しました陳情文書表のとおりであります。これを議長において受理いたしましたことを報告いたします。 なお、陳情原本につきましては事務局において保管しておりますので、随時ごらん願いたいと思います。 以上で陳情受理報告を終わります。  ================ ○議長(大木稔君) この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 土野市長。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) 発言のお許しをいただきましたので、平成18年第2回高山市議会が閉会されるに当たり、お礼のごあいさつを申し上げたいと存じますが、その前に過日の一般質問において蒲議員などから次期市長選挙への出馬についてお尋ねをいただきました。また、これまでの市政運営につきまして御評価をいただきましたことにつきまして、大変光栄に思っているところでございます。 私といたしましては、いろいろな方々の御意見等を踏まえて後日御返事を申し上げる旨の発言をいたしておりましたので、本日このことについてお答えをさせていただきたいと存じます。 高山市を取り巻く情勢は、国の三位一体改革などにより中央分権が一層推進される一方、依然として厳しい財政運営が予想されております。また、昨年合併をいたしましてから市政は順調に進展しているものの、少子高齢化に対応した福祉施策や地域活性化対策など課題も多く、合併後の一体感のあるまちづくりの推進と20年先、30年先を見越した財政基盤の確立を図る必要があると考えております。現在取り組んでおります行政改革を確実に実施し、総合計画に基づく安全で安心して快適に暮らすことのできるバリアフリーのまちづくりを一層推進するなど、これまでの市政の責任者として仕事をさせていただいた私といたしましても、引き続き市政を進展させる責任があると考えているところであります。 幸いにして議員の皆様からも御支援をいただき、また市民の皆様の御理解がいただけるのであるならば、次期選挙に立候補させていただき、さらに高山市政の進展のために一層の努力をさせていただきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。 さて、去る1日から開会されました本定例会におきまして、議員の皆様には連日にわたり本会議、各委員会を通じて御熱心な御審議を賜り、特に平成18年度各会計の予算案件や国民保護対策などに関する条例案件など、提案をいたしました議案全部につきましてそれぞれ御決定をいただき、まことにありがとうございました。御決定をいただきました議決事項につきましては、適正な実施に努めてまいりますとともに、審議の過程におきます御意見等につきましては、今後それぞれ調査研究をいたしたいと存じます。 なお、御案内のとおり、今年は市制を施行してから70周年という節目の年であり、第七次総合計画の2年目ともなりますので、高山市にとりましてさらなる飛躍の年となりますよう、私自身全力で市政運営に取り組んでまいりたいと存じますので、議員の皆様方の一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 最後に、会期中の議員各位の活動に対しまして敬意と感謝を申し上げまして、大変簡単でございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大木稔君) 以上で市長の発言を終わります。 議長より一言ごあいさつを申し上げます。 今期をもって退職をされます理事、部長をはじめとする100余名の職員の皆様には、高山市政発展のために長きにわたってお勤めをいただきましたこと、まことにありがとうございました。 職を退かれましてもお体を御自愛されまして、今後とも市民として市政発展のためにお力添えをお願いいたすものであります。今後とも頑張っていただきたいと思います。御苦労さまでございました。  ================ △閉議・閉会 ○議長(大木稔君) 以上をもちまして本日の議事日程が全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じ、平成18年第2回高山市議会定例会を閉会いたします。     午前11時37分閉会―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         高山市議会 議長  大木 稔               議員  北村征男               議員  杉本健三...